遮光カーテンのメリットとは? | カーテン・ラグの森


まいど!おおきに!まいど!!

ブログ管理人の堺の妖精でございます!

今回も人情の町堺からカーテン選びに役立つ情報をご案内しようと思います。
良ければお付き合いくださいませ。

前回のブログで様々なカーテンの適性などをご紹介したかと思いますが、
現在のお住まいのカーテンは窓毎に適したカーテンを使用されてますでしょうか?

今回は前回ご紹介した寝室におススメする『遮光カーテン』のメリットについてお話させていただきたいと思います。

まず『遮光カーテン』の特徴のおさらいと、前回より少し詳しくご紹介します!

遮光カーテンとは



遮光カーテンとは文字通り光を遮りるカーテンの事をいいます。
遮光性の高い順に1級~3級まであります。
更に遮光1級よりも更に上の等級として、光を完全に遮断する『超1級遮光(完全遮光)』があります。

また、逆に光を遮らない物を『非遮光』といいます。
遮光カーテンは光を遮りたい場所、寝室などにオススメです。
逆に非遮光カーテンは日中、陽を取りいれたい窓にオススメです。

 

遮光カーテンのメリット



1.光を遮る

遮光カーテンですので【光を遮る】のが目的、役割であります。
ただ遮光カーテンの中にも遮光等級がり、その等級により遮光率が変わってまいります。

★超1級遮光(遮光率 99.999%以上)
生地を通して入ってくる光はぼゼロとなります。
日光を100%遮るので部屋の中は真っ暗になります。(レール等の隙間からは光が入ります。)
夜勤などのお仕事で日中に睡眠をとる方や、お部屋を真っ暗にしたい!と言う方にオススメです。

★1級遮光(遮光率 99.99%以上)
人の顔の表情が識別できないレベルで、上下左右の光漏れは除いて生地を通して入ってくる光はほぼありません。
お部屋でホームシアターを楽しみたい方、日中に睡眠をとる方、外からの視線が気になる方など、

外からの光をしっかり遮断したいという方にはオススメです。

★2級遮光(遮光率 99.80%以上~99.99%未満)
遮光等級2級カーテン使用時の部屋の暗さは光を99.80%以上(顔の表情がわかるレベル)遮ります。

1級遮光は無地の柄が多いのですが、2級遮光になりますと、カーテンのデザインも豊富なので選択肢が広がります!
光を遮りながら、ある程度光も取り入れられるのでバランスよいカーテンといえます。

★3 級遮光(遮光率 99.40%以上~99.80%未満)
ある程度光を入れたい場所や、陽の光を適度に入れてあげれるのでとても子供部屋などに使用するのも良いかもしれません。

「目覚めの際に、日の光を感じたい」場合は、遮光3級をおススメします。
人の顔の表情はわかるが、事務作業するには暗いレベルになります。
リビングなどで非遮光カーテンだと外からの視線が気になるなどの場合にもオススメです!

★番外編
遮光の見え方について『遮光機能とカーテンの色味について』
遮光1級なら部屋は当然暗くなる!
っと、思っておられる方、実はカーテンの色味によって同じ遮光1級でも部屋の明るさが変わるんです。
下の画像をご覧ください。

機能とカーテンの色下の画像は、全て同じ生地なのですが、色の違いによって遮光等級が変わる物もあります。

また色が変わっても等級が一律同じカーテンでも見た目には光の入り方に違いがあるように見えてしまいます。

基本的に、ブラック・ネイビーなどの暗めの色は見た目の色もホワイト・アイボリーなどの明るめの色は遮光度合いが低くなります。



ただ、ホワイト・アイボリーなどの明るめの色で遮光度合いを高めるために、目立たないように(生地の表面に出ないように)黒糸を織り込んだり、

生地そのものを厚く織るなどの工夫がなされたカーテンもあるため、一概に「明るめの色=遮光性低い」というわけではありません。

2.UVカット


ドレープカーテンにはUVカットの機能付きカーテンというのは基本ありませんが、
遮光カーテンに関しては等級別に異なる遮光率に応じて可視光線と言うものを遮光しています。

紫外線は可視光線の中に含まれるものなので、必然的に遮光カーテンは紫外線もカットしていると言えます。


つまり遮光1級カーテンは遮光率99.99%以上となり紫外線カット率も99.99%以上となります。

3.遮熱効果


遮光カーテンには遮熱の効果もUVカットと同様で、遮光カーテンも直射日光を避けられるので、通常のドレープカーテンよりは室温の温度の上昇を抑えることができます。

ですが遮熱カーテンと謳っているカーテンに比べるとにやはり遮熱の効果は劣ります。
遮熱カーテンは、直射日光だけではなく赤外線もカットしますので部屋に熱がこもらないので、『遮熱』が目的の場合は遮熱カーテンをお求めくださいね!

4.外からの視線


遮光カーテンは遮光等級でご説明させていただいた通り、外からは見えにくいため、人影は見えにくくお部屋の様子もわかりません。
防犯対策として、プライバシーもしっかり守られ安心して快適にお過ごしすることができます
ですが、勘違いされがちですが、非遮光カーテンも夜透けて中が丸見えってことはないです。

人の影なんかは映ってしまうかも知れませんので、その点心配になされる方は是非遮光カーテンをお求めください!

 

非遮光カーテンを遮光カーテンへ



気に入ったデザインのカーテンがあったけど遮光カーテンじゃなかった!
そんな時は縫製工場によっては非遮光カーテンに裏地を縫い付ける方法があります。

また、購入してから遮光にしたくなった、、なんて時は現在使っているカーテンに簡単に【後から裏地】を縫製も不要で簡易に自分でつける事ができる魔法のような商品があります。

これで、お気に入りのデザインのカーテンを遮光にしてゆっくり眠る事が出来ますね!

デメリット



遮光カーテンのメリットを説明しましたが、もちろん多少デメリットも存在します。

1.部屋が暗くなる

デメリットとしては、遮光カーテンは光を遮る効果が高いので部屋が昼間でも暗くなります。

その為少しお部屋の解放感がない印象になります。

2.生地の質感

生地が非遮光のカーテンと比べ厚くなりますので、また素材もポリエステルが非常に多く、ドレープのウェーブ感や天然素材(コットンやリネン)のようなふんわりとしたやわらかさは望め無いかもしれません。

3.デザインの種類

遮光にするために、生産上黒糸を使用するので、現在は発色性の高い糸を使う商品も増えてはいますが、どうしても見た目が暗い雰囲気になりがちです。
デザインも無地が多く素材に限りがあります。

まとめ



遮光カーテンのメリットだけでなくデメリットなどにも触れましたが、
個人的には寝室などの睡眠される空間には自分の生活にあった遮光のカーテンを、
リビングなど光を遮る必要が無い窓に関しては遮光・非遮光関係なく、気に入ったデザインのドレープカーテンを使用される事が一番かと思います!

それでは、本日はここまで!次回も堺の妖精ブログにてお会いいたしましょう~